著作権法の改正案が成立し、2021年1月1日に施行されます。
改正著作権法では、これまで音楽や映像のみを規制していたインターネット上の違法なダウンロードについて、漫画や書籍、論文などすべての著作物まで対象範囲を拡大しました。
これにより、著作権者に許可なく違法に公開されたものと知りながら漫画や写真、論文などの著作物をダウンロードすると、私的な目的であっても違法になります。
しかし、長文の論文のうち数行、漫画の数十ページのうち1コマ程度であれば、「軽微な場合」として規制対象から除外されます。
他にも、二次創作物やパロディー作品、スマートフォンのスクリーンショットに写り込んだ著作物などは規制の対象外になります。