日本語 English

弁理士法人 愛知県名古屋市 岡田国際特許事務所

日本語 English

国際調査機関・国際予備審査機関の拡充について

日本特許庁は、2016年4月1日以降に日本国特許庁を受理官庁としてなされた英語によるPCT国際出願について、シンガポール知的財産庁(IPOS:Intellectual Property Office of Singapore)を国際調査機関(ISA)及び国際予備審査機関として選択することを可能とします。

したがって、日本特許庁(JPO)又はヨーロッパ特許庁(EPO)の2択からシンガポール知的財産庁(IPOS)を含む3択に選択肢が拡充されます。

但し、シンガポール知的財産庁(IPOS)を国際調査機関に選定する場合は英語で国際出願しなければなりません。

なお、日本語による国際出願については、従前どおり、日本特許庁が国際調査機関及び国際予備審査機関となります。

日本の国民又は居住者が受理官庁としてのWIPO国際事務局に国際出願した場合も、管轄国際調査機関及び国際予備審査機関は、受理官庁としての日本特許庁に国際出願した場合と同じです。

調査手数料は以下のとおりです。(国際出願日が2016.04.01以降)

日本特許庁(JPO)日本語の場合  →¥70,000

日本特許庁(JPO) 英語の場合   →¥156,000

欧州特許庁(EPO)         →¥252,600

シンガポール知的財産庁(IPOS)→¥186,300