国際出願(PCT出願)を行うと、出願して9~15ヶ月後に国際調査機関から国際調査
報告書、見解書が送付されます。出願人は以下の対応を選択できます。
1.そのまま各国に国内移行する。
各国毎に特許性を主張することになります。
2.国際予備審査請求をして答弁書を提出する。
国際予備審査機関の見解を受けることができます。
必要に応じて補正することもできます。
3.19条補正を提出する。
国際段階において特許請求の範囲のみを補正できます。
4.国際調査見解書に対する反論としてコメントを提出する。
国際予備審査請求を行わずに反論できます。
5.補充国際調査を請求する。
他の国際調査機関の調査報告書を受けることができます。
6.各国への移行を断念する。
その後の費用の発生を抑制できます。